Aeromonas salmonicidaの溶血毒素サルモリジンのエゾイワナに対する致死毒性と免疫原生
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
サルモリジンのエゾイワナ稚魚に対する50%致死量は筋肉内接種で196gμ/kg, 復腔内接種で556μg/kg以上であった.サルモリジンを100℃で10分間加熱または0.4%ホルマリンを添加して37℃で1週間処理すると, 毒性は認められなくなったが, 抗原性は保持された。加熱, ホルマリン処理または未処理のサルモリジンをエゾイワナ成魚に筋肉内接種したところ, 血中抗体価は1,2週間後から上昇し始め, 3週間から5週間後に加熱処理で32〜64, ホルマリン処理および未処理で16〜32となった
- 日本魚病学会の論文
著者
-
河原 栄二郎
Laboratory Of Aquatic Microbiology School Of Fisheries Science Kitasato University Sanriku
-
野村 節三
Laboratory of Aquatic Microbiology, School of Fisheries Sciences, Kitasato University
-
河村 栄二郎
Laboratory of Aquatic Microbiology, School of Fisheries Sciences, Kitasato University
-
野村 節三
Laboratory Of Aquatic Microbiology School Of Fisheries Science Kitasato University Sanriku
関連論文
- ブリ由来のβ型溶血性Streptococcus sp.の産生する溶血毒素の2, 3の性状
- ブリ由来のβ溶血性Streptococcus sp.による溶血毒素の産生条件の検討
- Vibrio (Listonella) anguillarum の菌体外溶血毒素の精製およびその特性の予備的検討
- せっそう病に対するサルモリジントキソイドによるエゾイワナの注射免疫
- ウナギに筋肉内接種したEdwardsiella tarda抗原の組織内分布
- Aeromonas salmonicidaの溶血毒素サルモリジンのエゾイワナに対する致死毒性と免疫原性〔英文〕
- ブリ主要細菌性疾病の診断における蛍光抗体法と細菌培養法の比較
- Aeromonas salmonicidaの溶血毒素サルモリジンのエゾイワナに対する致死毒性と免疫原生
- Aeromonas salmonicidaの菌体外産生物質を接種したエゾイワナ血液細胞の貪食活性
- 卵胎生魚グッピーの母子免疫
- Aeromonas salmonicidaの菌体外産生物質に対するエゾイワナの液性免疫応答〔英文〕