薬剤アレルギー性肝炎の研究-薬剤 carrier に関する検討
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概要
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薬剤アレルギー性肝炎の薬剤 carrier について, 異種ではあるが, ラット肝のミトコンドリア, ミクロゾームおよび肝特異抗原分画を分離して検討した. すなわち, 薬剤アレルギー性肝炎患者の末梢血リンパ球の薬剤によるブラスト化を微量全血培養法やリンパ球培養法で検討する際, 患者の自己血清の代りに, 分離したそれぞれの分画を加えてみた. その結果, ミクロゾーム分画および肝特異抗原分画を添加すると, 自己血清添加のときより高いブラスト化陽性率が得られた. 肝障害のないアレルギー性薬疹の場合では, 薬剤と自己血清を添加培養する方が, 肝の各分画を加えるよりブラスト化の陽性率は明らかに高かつた.
著者
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門奈 丈之
大阪市立大学
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浜田 稔夫
大阪市立大学 皮膚科
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溝口 靖紘
大阪市立大学医学部内科学
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川合 弘毅
大阪市立大学医学部第3内科
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森沢 成司
大阪市立大学医学部内科学
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山本 祐夫
大阪市立大学
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浜田 稔夫
大阪市立大学医学部皮膚科学教室
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