<I>N</I>-ベンゾイルフェニルヒドロキシルアミンによるケイ酸塩中のチタンの抽出-吸光光度定量
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概要
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ケイ酸塩試料中の少量ないし微量のチタンを定量する目的で,BPAを用いる抽出-吸光光度法について総括的に検討して定量方法を確立するとともに,チタン(IV)-BPA錯体の抽出特性についても若干の検討を行なった.<BR>基礎的条件についての検討結果より,錯体の吸収極大は350mμに存在し,この錯体が抽出される最適塩酸濃度は7〜10<I>N</I>であることがわかり,これらの点では先行研究者の結果と異なった結果が得られた.また錯体の抽出特性について検討した結果,錯体の組成は1:2(金属:試薬)であることを確認し,錯体の構造を提案した.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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