N-アルキル基のガスクロマトグラフ分析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
A new reaction equipment for rapid determination of alkoxyl groups by gas chromatography had been reported by the authors {This journal, 18, 608 (1969)}.<BR>In this paper, the same equipment was used for the determination of <I>N</I>-alkyl groups, and experimental conditions for the differentiating determination of alkoxyl and <I>N</I>-alkyl groups was also investigated. The less volatile reagent, KI-H<SUB>3</SUB>PO<SUB>4</SUB>, was recommended for the formation of tertiary ammonium salt of the sample and its pyrolysis in the closed system.<BR>Following procedures are recommended, and analytical results are shown in Table II.<BR>(1) Samples containing <I>N</I>-alkyl groups alone: Immerse the pre-column III in Fig. 2 into a Dewar bottle containing liquid oxygen. Weigh sample (25 mg) accurately into the reaction vessel, and add successively 400 mg of KI, 0.05 m<I>l</I> of H<SUB>3</SUB>PO<SUB>4</SUB> and 2μ<I>l</I> of methyl cyclohexane as an internal standard. Assemble the reaction vessel to the equipment as shown in Fig. 2. Heat the vessel stepwise as follows : at 250°C for 30 min., at 300°C for 10 min., and at 350°C for 5 min. After each heating step, collect the reaction products in the pre-column III by turning the four-way cock. Remove the Dewar bottle and heat the pre-column at about 120130°C. Introduce the collected reaction products into a gas chromatograph. Calculate each alkyl iodide content by using the internal standard method.<BR>(2) Samples containing both alkoxyl and <I>N</I>-alkyl groups: Heat the pre-column III at 120130°C. Weigh sample and add KI-H<SUB>3</SUB>PO<SUB>4</SUB> and methyl cyclohexane as described above. Heat the reaction vessel at 140150°C for 20 min. After heating, turn the four-way cock and introduce alkyl iodide formed from alkoxyl group with carrier gas into a gas chromatograph. After one minute, turn the cock, and cool the pre-column III with liquid oxygen. Heat the reaction vessel. at 300°C for 20 min. and then at 350°C for 10 min.<BR>Procedures after heating are the same as in (1).
- 社団法人 日本分析化学会の論文
著者
関連論文
- 機器分析法の基礎知識--化学・生物発光法
- 化学発光分析
- 硫化水素-オゾン反応を利用する窒素酸化物の化学発光法の開発
- 原子状水素-一酸化窒素反応を利用する窒素酸化物の化学発光法の開発
- 硫化物用化学発光検出器の試作
- 水中極低濃度鉄イオンのイオン浮選-吸光光度定量
- 起泡分離-抽出-吸光光度測定系による水中の極低濃度銅(II)イオンの連続定量
- ガス感応電極を用いた海水中炭酸塩の連続測定
- 硫化銀を用いた水素連続測定用検出素子の試作
- 気体用二次導関数分光光度計を用いた亜硝酸塩の連続測定
- 硫化物イオン電極を用いた火山大気中硫化水素の連続測定
- ヨウ化銀固体電解質を用いたヨウ素ガス測定用検出素子の試作及びオゾン並びに二酸化窒素測定への検討
- 気体用二次導関数分光光度計を用いた亜硫酸塩の連続測定
- 固体電解質を用いた硫化水素連続測定用検出素子の試作
- インドフェノール法を用いるアンモニア,アニリン及びp-アミノフェノール混合試料の定量
- 「ぶんせき」と私
- 界面活性剤を用いる微量水素イオン測定用フローインジェクション : 化学発光分析システム
- ヨウ化銀ルビジウム固体電解質を用いた室温作動型二酸化窒素センサーの開発
- 選択的気-液分離膜を用いた水中アンモニウムイオン測定システム
- 溶媒浮選/吸光光度法を用いる陰イオン界面活性剤の濃縮と定量(超微量分析のための前処理と予備濃縮)
- 循環式フローインジェクション法によるシアン化物イオンの定量
- 界面活性剤二分子膜ベシクル触媒効果及びウラニン増感化学発光を利用する超微量シアン化物イオンのフローインジェクション分析
- 界面活性剤2分子膜会合体によるブリリアントスルホフラビンの増感化学発光を利用するフローインジェクション法によるシアン化物イオンの定量
- 1,10-フェナントロリンのミセル増感化学発光を利用するサブピコグラム量銅(II)のフローインジェクション法による定量 : ウサギ水晶体への応用
- 1,10-フェナントロリンのミセル増感化学発光を利用するサブピコグラム量銅(II)のフローインジェクション法による定量
- ガスパーミエーション・ガスクロマトグラフィーを用いる尿中アンモニアの迅速簡易定量
- 高性能水系ゲル浸透クロマトグラフィーを用いる血中の総ヘモグロビンの定量
- パーミエージョン・ガスクロマトグラフ法による尿中尿素の迅速簡易分析
- 血液 N_2 濃度の簡易測定法の開発と臨床への応用 (I)
- 互いに光学異性体である2種の固定相を用いるガスクロマトグラフィーによるアミノ酸キラリティーの識別
- 多重掃引法を用いるフロークーロメトリックカラム電極による銅,ビスマスの分離 : 電極反応における可逆度の相違を利用する分離法
- 多重掃引法を用いるフローク-ロメトリックカラム電極による鉛,スズの分離
- 多重掃引法を用いるフロークーロメトリックカラム電極の試作
- イオン浮選法を用いる極低濃度クロム(VI)の濃縮
- 化学との出合いを見出す喜び(化学との出合い, 化学とは)
- 起ほう分離法を用いる極低濃度塩化メチル水銀のガストロマトグラフ分析
- 質量分析法による酸素中の不純物の分析
- 鉄鋼中微量炭素の自記定量装置の試作
- 陰イオン質量スペクトルの分析化学的検討
- 段階昇温法を利用した無機有機混合ガスのガスクロマトグラフィー
- クロマトグラフィーの発展
- 極低濃度銅(II)イオンの起ほう分離とその連続化
- 4 電気分析 : 4・1電解および電量分析 4・2電気滴定
- 水素炎イオン化法によるアルカリ,アルカリ土類金属の極微量分析
- 共電着を利用するアノーディックストリッピングボルタンメトリーによるガリウム(III)の定量
- 共電着を利用するアノーディックストリッピングボルタンメトリーによるセレン(IV)およびテルル(IV)の定量
- 反応性ガスのガスクロマトグラフィー
- ガスクロマトグラムのピークのゆがみについて
- 空気中自動車排気ガスの連続測定装置の試作
- 酸素フラスコ燃焼法による塩素の迅速分析
- パイログラムによるC3〜C6脂肪族ケトンの定性分析(ノート)
- 電気分析 (分析化学進歩総説1966年版)
- アルコキシル基のガスクロマトグラフ分析
- N-アルキル基のガスクロマトグラフ分析
- イオン交換分離-水素炎イオン化法によるアルカリ,アルカリ土類金属の極微量分析
- 熱イオン化検出器の応答機構の一考察(ノート)
- 濃淡電池を利用する二酸化イオウの連続測定
- パイログラムによるアルキルベンゼンの定性分析
- 極微量アルカリ,アルカリ土類金属分析用自動イオン交換クロマトガラフの研究 ダブルジェット型水素炎イオン化検出器の利用
- ガスクロマトグラフ用気体試料容器の考案
- 二酸化イオウ連続測定用濃淡電池の改良(ノート)
- 電気分析
- 工業ガス分析 (進歩総説)
- ぶんせき創刊前後のことども
- 液晶を固定相としたガスクロマトグラフィーにおける高誘電率妨害成分の直流電場印加法による除去
- 液晶を固定相としたガスクロマトグラフィ-における直流電場の印加による吸着現象
- "分析化学"23年の歩み
- 大学学部においての機器分析実験(最近の化学教育機材)
- コンソリデーテット21-103A型質量分析計
- 固定相液体の劣化について(ノート)
- 二,三の芳香族酸のクーロン滴定
- クーロン滴定法による有機塩素化合物中塩素の定量
- 外部発生クーロン滴定法の検討
- 連続測定用ガルバニセルの基礎的検討