那珂川アユ資源動態調査(平成18年度~)
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概要
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那珂川のアユを将来にわたり持続的に利用していくため遡上状況や漁獲量等の年変動を継続的に調査し、環境条件との関連を検討してきた。今年度も引き続き同様の調査を行った。平成18年に遡上が初めて確認されたのは4月17日で、平成5年以降2番目に遅く、平成5年から17年の平均値(以下、平年と表記)より11日遅かった。平均体重は62。2gで、平成5年以降、3番目に大きかった。漁期を通した総釣獲数は329万尾(平年の0。66倍)と推定され、平均体重を用い釣獲量を推定したところ、194トン(平年の0。79倍)となった。投網漁獲量は89トン(採捕尾数にして137万尾)と推定され、釣りと合わせ466万尾、283トンのアユが栃木県内の那珂川水系で漁獲されたものと考えられた。
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