那珂川サケ資源調査
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
那珂川で、採捕されたサケの年齢、体長、性比および採捕状況等について調査を行っているが、今回は平成13年度から16年度の4年間に行った調査結果について取りまとめた。平成13年度から16年度に上記3調査地点で採鋪されたサケはオス3,000尾(61。7%)、メス1,860尾(38。3%)の合計4,860尾であった。オスは4年魚(3+)が42%、3年魚(2+)が39%となりこの2年級群で81%を占めるメスは、4年魚が74%、3年魚が22%となりこの2年級群で96%を占めることがわかった。またオスに比べてメスのほうが4年魚の占める割合が高いことがわかった。3年魚では、オスは50~60cm、メスは60~70cmの個体が多く、4年魚では、オスは60~70cm、メスは70cm前後の個体の多いことがわかる。また両性全体でみても、オスよりもメスのほうが大きい個体の多いことがわかった。全体の採捕尾数は例年10月下旬から11月下旬に多く、オスも同じように例年10月下旬から11月下旬にかけて多く採捕されている。いっぽうメスは多く採捕される時期が年度によって異なることが明らかになった。
- [栃木県水産試験場]の論文
著者
関連論文
- マイクロサテライトDNAマーカーによる釣獲されたアユの由来判別と種苗放流効果の評価
- マイクロサテライトDNAマーカーによる釣獲されたアユの由来判別と種苗放流効果の評価
- 那珂川アユ漁獲量調査
- 那珂川アユ遡上状況調査
- 外来魚生息実態調査(平成9年度〜)
- 那珂川に遡上したアユと放流された人工産アユの形態比較(平成18年度~)
- アユ放流用種苗品質改善試験
- 魚道機能の究明、魚種別利用状況等調査
- カワウ対策事業
- カジカ資源調査
- カワウ対策事業
- 希少魚類の維持増殖技術の確立
- 那珂川アユ資源動態調査(平成18年度~)
- カワウ対策事業
- カワウ対策事業
- 外来魚生息実態調査(平成9年度~)
- カワウ対策事業
- 那珂川系人工アユ特性評価試験
- 那珂川サケ資源調査
- カワウ対策事業