カワウ対策事業
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概要
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平成15、16年度に引き続き、カワウによるアユ食害軽減を目的として、アユを放流する前に河川に馴致させるため河川内に畜養した場合の効果について検討した。併せて3カ年の結果についてとりまとめた。放流したアユは、現地河川内に設置した「いけす」に2日間畜養した2万尾を試験区とし、輸送後直接河川に放流した2万尾を対照区とした。試験区のアユのほうが対照区のアユに比べて広範囲に分散し採捕尾数においても対照区のアユを上回っており、生残率が高いものと思われ河川内畜養の効果があったものと思われる。試験区のアユのほうが対照区のアユよりも、生残率が高くその結果多く釣られた。3カ年のまとめから、河川内畜養することによりカワウの食害等が軽減され、放流後の生残率が高まったため、釣果が向上したものと判断された。
- [栃木県水産試験場]の論文
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