カワウ対策事業
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概要
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カワウによる魚類捕食の状況を知るため、本県では平成12年度より有害駆除により捕獲されたカワウの胃内容物を調べている。平成18年度は引き続き当場に送付されたカワウの胃内容物を調べた。県内全域で433羽のカワウが捕獲され52羽について、胃内容物を調べ、魚種の同定等を行った。胃内容物のうち判明した魚種(尾数)は多い順に、タモロコ(8)、フナ(7)、オイカワ(6)、コイ(4)、ウグイ(2)、カワムツ(2)、ムギツク(2)、モツゴ(1)であった。渡良瀬川を除いて検査したカワウの捕獲時期がアユ放流前であったことに加え、捕獲検査羽数が少ないこと等からアユの捕食は確認されなかったが、アユ以外の多くの魚種を捕食していることがわかった。
- 2008-03-00
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