水域ネットワーク利用状況調査
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概要
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水域ネットワーク復元のための基礎情報を収集することを目的に、川から水路に遡上する魚種の遡上生態を調査した。平成18年(2006年)4月2日~10月31日に大田原市のなかがわ水遊園調整池の排水路(以下水路とする)で行った。遡上トラップによる採捕結果は6目10科25種の合計2,326個体を採捕した。電気ショッカーによる採捕結果 6目10科22種の合計3,775個体を採捕した。サケの水路への遡上は産卵場から海へ降下する際の一時的なものであると考えられた。シマドジョウ、ヨシノボリ類、モツゴは水路への遡上は主に繁殖が目的であると考えられた。オイカワ、ウグイ、カワムツの種の水路への遡上は主に生育場の探索のためと考えられた。
- 2008-03-00
著者
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