種卵生産効率向上試験(平成22年度/県単)
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概要
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ヤシオマスの種卵生産には,雌から雄に性転換させたニジマスの精液が必須です。しかし,性転換した雄は成熟はするものの精液を搾り出せず,精巣を取り出して使用せざるを得ないなど種卵生産の障害となっています。性転換処理が強すぎることが原因と考え,これまでより弱い処理法を試しました。前年度は泳ぎ始めたばかりの稚魚を1,000および2,000μg/L濃度の雄性ホルモン溶液に2時間浸漬し,6~8%程度の性転換雄魚を得ました。今年度は2時間浸漬を2回繰り返したところ,11~12%の性転換雄魚が得られました。
- 2012-03-00
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