種卵生産効率向上試験(平成21年度)
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概要
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ヤシオマスの種卵生産には、雌から雄に性転換させたニジマスの精液が必須です。しかし、性転換した雄は成熟はするものの精液を搾り出せず、精巣を取り出して使用せざるを得ないなど種卵生産の障害となっています。性転換処理が強すぎることが原因と考え、泳ぎ始めたばかりの稚魚を1,000及び2,000時間μg/L濃度の雄性ホルモン溶液に2時間浸漬するというこれまでより弱い処理法を試したところ、6~8%の性転換雄魚が得られました。成熟するまで継続飼育し、精液搾出の可否を確認する予定です。
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