アユ冷水病被害を軽減する放流技術確立試験(平成22年度/県単)
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概要
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河川におけるアユ冷水病被害を軽減する方策の一つとして,河川内にアユの餌料が十分に育った後の種苗放流実施が挙げられます。そこで,河川内でのアユの主餌料である藍藻Homoeothrix sp。の芽だし時期を調査しました。その結果,調査した鬼怒川,黒川,行川,渡良瀬川の9地点において3月中旬から下旬までに芽だしを確認しました。水温の低い粕尾川では4月の中旬に芽だしを確認しました。芽だし後の放流であれば,餌料不足の影響による冷水病の発生リスクは回避できると考えられます。
- 2012-03-00
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