実需者ニーズに即した高品質付与試験(平成20年度)
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概要
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現在、本県では全雌三倍体ニジマス(商標:ヤシオマス)のブランド化に取り組んでいる。消費者はヤシオマスに対しサーモンピンクの肉色を求める傾向が強いため、生産者はキサントフィル類を添加した飼料の投与によりヤシオマスの肉色を誘導している。しかし、生産者によって色の濃さ、色調が異なる現状にある。ブランド化を図るためには規格の統一が重要であることから、消費者が好む肉色を明らかにし、その肉色を誘導するための色揚げ技術について検討した。また前年度までに、ヤシオマスの活けしめ脱血処理後の出荷が鮮度維持に極めて有効であることを明らかにしたが、活けしめ脱血作業が過重であることから普及に至っていない。活け締め作業を軽労化するために、電気ショックによる沈静化装置及び硬直指数測定装置の開発を産業技術センター機械電子技術部と共同で行った。その成果については平成20年度横断的共同研究報告書に報告した。
著者
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