希少魚類の維持増殖技術の確立(平成16年度)
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概要
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ミヤコタナゴのナワバリ形成は、繁殖に貢献する雄親魚の有効数を減らすことが予想され、子世代の遺伝的多様性低下の要因になることも考えられる。そこで、雄親の体サイズの組み合わせが異なるケースで繁殖を行い、父性判定による繁殖貢献の偏りについて調べることを目的とした。小型の雄は、より大型の雄が存在する場合に繁殖に不利な傾向が認められ、雄の体サイズの違いが繁殖貢献の偏りをもたらすと考えられた。ただし、小型雄のみのケースIIIにおいても、体サイズ順位によって繁殖貢献の偏る傾向が認められた。繁殖の際に雄親魚の体サイズを揃えることは繁殖貢献の偏りの解消に効果を持たないと考えられる。
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