外来魚緊急総合対策事業
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概要
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栃木県では平成9年度からコクチバス、オオクチバス及びブルーギル(以下「外来魚」と表記する。)の生息実態調査や駆除業務を継続している。県内の代表河川3河川の3地点を定点とするモニタリング調査を実施するとともに、定点以外から得られた試料についても同様の調査を実施した。コクチバスはSt。2(荒川)では2002年に、St。3(鬼怒川)では2003年に各1個体が捕獲されているが、St。1(那珂川)でははじめて捕獲された。河川内での繁殖が懸念される。オオクチバスは期間中、St。1(那珂川)で156個体、St。2(荒川)で47個体、St。3(鬼怒川)で20個体のオオクチバスが捕獲された。オオクチバスが河川で再生産している可能性が示唆された。ブルーギルは捕獲数は少ないものの各調査地点で捕獲された。いずれの地点とも0年魚と推定される小型個体が捕獲されており、河川での再生産の可能性、稚魚供給源の存在が示唆された。
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