第2章 必修教科等の研究 01国語 相手に届く言葉で「批評」する,読むことと書くことの授業 : 「学び合い高め合う国語学習」を目指して
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿は,形態上では学び合い高め合う授業,内容上では文学作品を読んで批評する,あるいは関心のある事柄を批評する文章を書く授業をつくるための一方策を,中3での実践事例を通して示そうとしたものである。「批評」は,その例となる文章をいくつも提示したり,結論や主張がなくとも問題意識があれば書けるところが意見文や主張文と違う点を生徒に強調したりすることで,生徒の抵抗感が薄れ,自分の考えを述べやすくなる。また,自分が対象から受ける印象を他者と積極的に交流させることで,批評の内容がより豊かになる。
- 2013-04-00
著者
関連論文
- 説明的文章を読み、意見文を書いて読み合う授業の実践 : 読み書き関連指導の課題を踏まえて(特集 : 思考力・表現力を育てる読むことの学習)
- 第2章 必修教科等の研究 1 国語科 〈伝達〉から〈探究〉へ学習を変える工夫~領域別ポイントと授業事例~ : 学びあい高め合う国語学習の創造(3)
- 第3章 選択学習,総合的な学習の時間 第1節 「情報」 情報学に基づいた教育課程の開発-言葉と体験,習得と探究をつなぐ「活用する力」を高めるために-
- 第2章 必修教科等の研究 1 国語科 <伝達>から<探究>へ学習を変える工夫~領域別ポイントと授業事例~-学び合い高め合う国語学習の創造(2)
- 第2章 必修教科等の研究 1 国語科 <伝達>から<探究>へ学習を変える工夫~領域別ポイントと授業事例~-学び合い高め合う国語学習の創造(1)
- 第2章 必修教科等の研究 1 国語科 学び合い高め合う国語学習の展開-「論理的」に読む力を伸ばすための説明的文章教材の開発-
- 「場」に応じた、言葉を「足す」要約を : 「客観的基準」の限界を踏まえて(検証 : 要約)
- 指導の系統を意識した教材配列を : 「話題」にとどまらせることなく(特集 : 説明文の読みに求められているもの)
- 「批判的な構えで文章を吟味する」姿勢の育成 : 「論理的」に読む学習の初歩として(中一)(実践報告)
- 「論理的」に読む説明的文章指導のあり方 : 『国語教育基本論文作成』所収論考ならびに雑誌掲載論考にみる「論理」観の整理から