第2章 必修教科等の研究 01 国語 「理由づけ」に着目して「論理的」に読む説明的文章の授業 :「学び合い高め合う国語学習」を目指して
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概要
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本稿は，形態上では学び合い高め合う授業，内容上では「論理的」に説明的文章を読む授業をつくる一方策を，中２での実践事例を通して示そうとしたものである。「単元構想表」の活用で，学習形態・学習活動と学習内容との調和を図りつつ簡明な構造で単元が構想できた。また，「実の場」でなくとも「仮の場」を用意することで，言語活動への興味・関心を深めつつその望ましいあり方を生徒に追究させることができた。さらには，同一テーマを扱う複数の説明的文章を扱うことで，困難の伴う筆者の「理由づけ」の吟味について，生徒が具体的に理解できた。
- 滋賀大学教育学部附属中学校の論文
- 2012-05-30
著者
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