稲発酵粗飼料におけるネズミ食害対策

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
我々は、稲発酵粗飼料（WCS）貯蔵中のネズミ食害に対する対策に取り組んできた。通常、ロールベールに調製されたWCSは密着され、かつ積み重ねて置かれる。このような配置はネズミにとって天敵からの格好の隠れ場所になることから、WCSを密集させずに空間を空けて配置すればネズミが天敵を警戒して食害が軽減されることを明らかにした。この防鼠配置法はクマネズミに対して有効であるが、そ穴を掘って底部から進入してくる野ネズミ類に対する効果は確認されていない。このため、本研究では、防鼠配置法の野ネズミ類に対する効果を確認すると共に、野ネズミ対策として金網を敷く方法とカプサイシン濃縮液散布の効果を調査した。

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク