エレキギターの表情付け支援システム「Guitar-Case Maker」
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概要
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近年,計算機上の音楽制作が一般的になったことから,音楽の演奏表情付け技術の需要が高まっている.しかし,既存研究ではピアノにおける演奏表情付けがほとんどであり,ギターやバイオリンといった,演奏者が発音後にピッチやダイナミクスを制御できる持続系楽器の演奏表情付けについてはあまり扱われてこなかった.本研究では,ポピュラー音楽において使用頻度の高いエレキギターを対象とし,MIDI データにおけるエレキギターの演奏表情付け支援システムの開発を目的とする.本稿では,システムで用いる事例ベースによる演奏表情付けアルゴリズムと動的計画法を用いた運指推定アルゴリズムの概要について報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2012-01-27
著者
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