f-NIRSによる音楽聴取時の没入感に関する検討

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概要

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• 本件ではf-NIRSを用いた音楽聴取時における没入感についての検討を行う.筆者らは,音楽における没入感に関して技能の拡張と身体性の視点から研究している.我々は,先行実験において,聴取者が音楽を積極的に聴取する際に前頭前野の活動が低下している現象をとらえた.本報告では,この現象をより精緻な計画によって追試を行った結果について述べる.実験の結果,先行研究を支持する結果が得られたのに加え,f-NIRSのデータから,被験者の音楽経験より音楽的嗜好が音楽聴取に対する没入に優位に働いている状況がとらえられた.

• 一般社団法人情報処理学会の論文
• 2006-02-23

著者

• 片寄 晴弘

  関西学院大学理工学部

• 山岡 晶

  関西学院大学理工学研究科

• 森 悠太

  関西学院大学大学院理工学研究科

• 片寄 晴弘

  関西学院大

• 須田 一哉

  関西学院大学理工学部情報科学科 太鼓センター

• 八田原 慎吾

  関西学院大学理工学部情報科学科 太鼓センター

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