ポップス系ドラム演奏の打点時刻及び音量とグルーブ感の関連について(第 2 報)(音楽制作・音楽分析)
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概要
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ポップス系音楽においてドラムのグルーブ感(groove)は, 楽曲全体の印象を変えるような重要な要素の一つと考えられる.我々はこれまで, 8ビートと16ビートのリズムパターンの異なるグルーブ感を与えた演奏から, スネア, ベースドラム, ハイハットの打点時刻と音量を測定し, これらのグルーブ感との関連を調べてきた.この結果からグルーブ感の違いは, 実際の打点時刻や音量からも読み取ることが出来た.本研究ではさらに, 1) ドラム奏者に複数のリズムパターンを与え, このそれぞれについて異なるグルーブ感を与えた演奏.2) 昨今のポップス系音楽で多く見られるゴーストノートを付加した演奏に対して同様の測定を行う.ドラム演奏にこれらの変化を与えることが, 各打楽器の打点時刻及び音量とグルーブ感との関連にあたえる影響について調べる.
- 2005-02-18
著者
-
平田 圭二
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
-
片寄 晴弘
関西学院大学理工学部
-
奥平 啓太
関西学院大学大学院理工学研究科
-
片寄 晴弘
関西学院大
-
平田 圭二
日本電信電話(株)nttコミュニケーション科学基礎研究所
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