旋律モーフィングアルゴリズムの形式的検証
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
我々が提案した旋律モーフィングアルゴリズムの妥当性を形式的に証明する.まず証明の準備としてタイムスパン木の素性構造表現,楽曲構造束中の可聴な旋律,簡約パス,旋律の複雑さを計算する関数を導入し,それらに基づいて類似度と内挿を定義する.そして,アルゴリズムが内挿の定義を満たしているという定理を証明する.最後に証明の途中で定義した類似度と join 演算に関する問題点を議論する.アルゴリズムの妥当性を主張するために,これまでは例えば,多数の被験者を用いて評価実験を実施するような手段しかなかったが,計算論的音楽理論は別の手段を提供することを示した.
- 2010-05-20
著者
-
平田 圭二
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
-
平田 圭二
日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所
-
浜中 雅俊
筑波大学大学院システム情報工学研究科
-
東条 敏
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
浜中 雅俊
筑波大学:科学技術振興機構さきがけ
-
東条 敏
北陸先端科学大学院大学 情報科学研究科
-
浜中 雅俊
科学技術振興機構
-
浜中 雅俊
筑波大学大学院 システム情報工学研究科
-
平田 圭二
日本電信電話(株)nttコミュニケーション科学基礎研究所
関連論文
- 5-1 超臨場感を達成するための同室感というアプローチ(5.コミュニケーション技術・システム化技術,超臨場感コミュニケーションの近未来像)
- CSCW 2008参加報告(会議レポート)
- IT実践分野のための新しい論文誌 : デジタルプラクティス創刊について
- 「事例に基づくデザイン支援と評価基盤の構築(2002年度採択)」チャレンジ卒業記念座談会(近未来チャレンジ)
- 計算機アーキテクチャ研究会第100回記念歴代主査特別講演
- 視線に基づくサブゴール決定過程を取り入れた歩行者モデル(ユビキタスシステム,マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2005))
- 移動軌跡と頭部の向きに基づく歩行者の行動意味づけ方法(モバイルコンピューティング, マルチメディア, 分散, 協調とモバイル(DICOMO2004))
- 音楽エンタテインメントソフトウェアSound Completeの現状報告
- ポップス系ドラム演奏の打点時刻及び音量とグルーブ感の関連について(第3報) : データの基礎的分析とドラム演奏生成システムの実装
- ポップス系ドラム演奏の打点時刻及び音量とグルーブ感の関連について(第 2 報)(音楽制作・音楽分析)
- ポップス系ドラム演奏の打点時刻及び音量とグルーブ感の関連について(音楽分析)
- 映像フィードバックに伴うエコーのキャンセリング法に関する実験的評価(一般セッション,一般物体認識・画像特徴量)
- 統計的学習に基づく音楽理論σGTTM : 局所的グルーピング境界の検出(音楽構造解析)
- 超臨場感を達成するための同室感というアプローチ
- パネルディスカッション : 作るだけでいいの?調べるだけでいいの?(合同特別企画)
- ハーヒーフン : 2段階演奏表情付け法によるインクリメンタルな演奏生成システム
- MOMI : 音楽メタ情報記述のためのフレームワーク
- HT-1-3 未来の電話 t-Room : 対面環境の再現を目指すビデオコミュニケーションシステム(HT-1.人間情報と未来のICT,チュートリアルセッション,ソサイエティ企画)
- RM-005 t-Roomの仮想共有面と過去再生機能を用いたアプリケーションについて(ユビキタス・モバイルコンピューティング,査読付き論文)
- LG-001 コミュニケーションメディアとしてのプレイリストを目指して(G分野:音声・音楽)
- 状況と嗜好に関するアノテーションに基づくオンライン楽曲推薦システム
- 第5回 計算論的音楽理論の応用 : 計算の視点から音楽の構造を眺めてみると(道しるべ)
- 計算の視点から音楽の構造を眺めてみると : 第4回 音楽理論GTTMの定式化と実装の試み(道しるべ)
- FATTAに基づくメロディ予測システム(アプリケーション)
- 計算の視点から音楽の構造を眺めてみると : 第1回 計算論的音楽理論について(道しるべ)
- タイムスパン木に基づくメロディモーフィング法(音楽理論・分析)
- タイムスパン木獲得システムの完全自動化(音楽情報処理)
- 音楽理論GTTMに基づくグルーピング構造獲得システム(音楽分析,便利で身近な音楽情報処理)
- ATTAグルーピング構造分析器のパラメータ重要度評価
- 音楽知プログラミング試論 (特集論文2 コンピュータ音楽)
- MusicResonator(デモンストレーション: 若手による研究紹介II)
- デモンストレーション: 若手による研究紹介II
- 音楽エンタテンメントソフトウェア Sound Complete の現状報告
- パピプーーン : GTTMに基づく音楽要約システム
- ICMC2000レポート
- 演奏表情付けコンテストICMPC-Rencon開催報告(Rencon)
- 遠隔ユーザのジェスチャの可視性を向上させる手法の提案と評価
- 非言語メディアのデザイン支援に向けて
- NIME04 Rencon 開催報告と次回への課題(音楽生成・表情生成 2)
- FIT 2002 Rencon Workshop : 報告と課題
- ICAD-RENCON : 報告と課題(セッション5 : 自動演奏システム)
- 蓮根(Performance Rendering Concours for Piano)について : System WGの活動を中心として
- 身体の動きをともなう遠隔協調作業における上半身映像の効果
- タイムスパン木に基づくメロディモーフィング法(音楽理論・分析)
- ATTA : exGTTMに基づく自動タイムスパン木獲得システム
- GTTMに基づく楽曲構造分析の実装 : グルーピング構造と拍節構造の獲得(音楽分析)
- GTTMグルーピング構造分析の実装 : ルールを制御するパラメータの導入(分析,動向調査)
- グルーピング規則適用を改良したGTTMの実装(セッション7 : モデルと文法)
- GTTMに基づくグルーピング構造及び拍節構造の自動分析の試み
- 新博士によるパネルディスカッション1「博士への道のりと将来の夢」(パネルディスカッション)
- タイムスパン木のjoinとmeetについて
- t-Roomにおける接続先実行環境を考慮した動的制御の提案と開発
- t-Roomにおける接続先実行環境を考慮した動的制御の提案と開発
- t-Roomのための遠隔合奏支援システムの構築
- t-Roomのための遠隔合奏支援システムの構築
- タイムスパン木の単一化可能性
- 旋律モーフィングアルゴリズムの形式的検証
- 暗意実現モデルにおける基本類型を用いたメロディ構造分析
- 音楽理論GTTMに基づく木構造を用いたメロディ生成手法
- Rencon Workshop 2010: 演奏表情付けコンテスト
- 新博士によるパネルディスカッションII : 楽しくさせる音楽,楽しくさせる研究(パネルディスカッション)
- t-Roomにおける接続先実行環境を考慮した動的制御の提案と開発
- 類似した楽曲構造を持った旋律のインタラクティブな生成方式
- 演奏表情付けコンテストEC-Rencon開催報告
- 座席配置替えが遠隔ビデオコミュニケーションに及ぼす影響について
- t-Roomのための遠隔合奏支援システムの構築
- 未来の電話「t-Room」のための開発支援システムの提案
- タイムスパン木の単一化可能性
- ISMIR 2009の論文審査過程を振り返って
- 特集「産学連携論文」の編集にあたって
- 音楽理論GTTMに基づく多声音楽の表現手法と基本演算(音楽情報科学)
- パーピープン : ジャズ和音を生成する創作支援ツール
- バービーブン : 音符レベルでユーザ意図を把握して編曲を行う事例ベースシステム
- バービーブン : 音符レベルでユーザ意図を把握して編曲を行う事例ベースシステム
- パーピープン: 誰でもどこでもインタラクティブに使える知的ジャズ和音生成システム
- 空間分割型 TV 会議システムにおけるマルチトピック会話制御法の検討
- 円形テーブルを共有するテレビ会議システムの構築
- t-Room のための遠隔合奏支援システムの構築
- t-Room のための遠隔合奏支援システムの構築
- インタラクションヒストリを顧みるための表現系と操作系の試作(セッション1:かえりみるインタフェース(1),かえりみるインタフェース,および一般)
- 情報処理学会の未来に向けての若い世代からの論断
- 未来の電話を考える--遠隔コミュニケーションシステムt-Room (特集 コミュニケーション環境の未来に向けた研究最前線)
- 音楽情報処理研究者{に,が}望むこと(パネルディスカッション)
- 演繹オブジェクト指向データベースを用いた演奏生成アプリケーションオントロジー (「オントロジーの基礎と応用」)
- RM-011 ビデオコミュニケーションシステムにおいてジェスチャ認識を支援する映像効果の実装(ユビキタス・モバイルコンピューティング,査読付き論文)
- 機械翻訳を用いた対話における思い違いに関する分析(グループインタラクション支援, ユビキタス社会におけるコラボレーションサービス)
- 未来の電話「t-Room」のための開発支援システムの提案
- 旋律中の2音間の時間間隔による近接性と音高差による近接性の比較について
- コンテンツのデザイン支援技術による社会貢献を目指して : 近未来チャレンジセッションでの議論より
- コンテンツのデザイン支援技術による社会貢献を目指して : 近未来チャレンジセッションでの議論より
- 事例に基づくデザイン支援と評価基盤の構築
- 演奏表情付けコンテストPre-ICMPC-Renconの実施概要と結果報告(表情付け・分析)
- GTTMに基づく音楽表現手法再考
- ハーヒーフン : 2段階演奏表情付け法によるインクリメンタルな演奏生成システム
- 演奏表情付けコンテストPre-ICMPC-Renconの実施概要と結果報告(表情付け・分析)
- Rencon の現状報告とICMPC-Rencon'08の実施計画について(報告と共通基盤)
- 特集「便利で身近な音楽情報処理」の編集にあたって(便利で身近な音楽情報処理)
- 音楽は第三のメディアに成り得るか(談話室)
- 選ばれる論文誌を目指して(これからの情報処理学会 第5回)
- IJCAI-Renconの報告と課題