視線に基づくサブゴール決定過程を取り入れた歩行者モデル(ユビキタスシステム,<特集>マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2005))
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概要
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本稿では,障害物が多数存在する空間内で移動する歩行者について,歩行者の視界および視点に注目した新しい移動モデルについて述べる.従来の歩行者モデルでは,障害物を回避するときには,障害物からうける斥力のみを用いていた.そのため,多数の障害物が存在するときにスタックしてしまう.筆者らは,実際の歩行者が障害物を回避するときには,視界の中にある障害物とゴールの位置の情報を利用して,仮のゴール(サブゴール)を設定するという仮説を立てた.そしてこの仮説に基づいた,障害物によってスタックが生じない,新しい歩行者モデルを提案した.本稿ではさらに,仮説を立証するための実験を通して,モデルの妥当性について検証した結果についても述べる.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 2006-07-15
著者
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平田 圭二
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
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平田 圭二
日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所
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佐藤 哲司
日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所
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柳沢 豊
Nttコミュニケーション科学基礎研究所
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佐藤 哲司
筑波大学
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佐藤 哲司
筑波大学大学院図書館情報メディア研究科
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山田 辰美
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
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佐藤 哲司
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
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山田 辰美
日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所
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柳沢 豊
NTT西日本
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平田 圭二
日本電信電話(株)nttコミュニケーション科学基礎研究所
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Satoh Tetsuji
NTT Network Information Systems Laboratories
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佐藤 哲司
筑波大学大学院 図書館情報メディア研究科
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佐藤 哲司
筑波大学図書館情報メディア研究科
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佐藤 哲司
筑波大学図書館情報メディア系
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佐藤 哲司
NTT情報通信研究所
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