GTTMに基づくグルーピング構造及び拍節構造の自動分析の試み
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概要
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本研究報告ではGenerative Theory of Tonal Music(GTTM)という音楽理論のグルーピング構造と拍節構造の自動分析を計算機上に実装する際の問題点とその解決法について述べる.楽曲に対する処理の合理化を考えると, 自然言語処理のように前処理として構造分析することが考えられる.GTTMは楽曲分析の有望な理論の1つであるが, 幾つかの点がその実装困難にしている.それは, ホモフォニーへの制限, 用語定義の曖昧性, 規則適用の非一貫性である.これらを解決するために, ボイスリーディング分析, 第一声部進行分析を導入し, グルーピングの認識率改善について議論する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-10-26
著者
-
平田 圭二
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
-
東条 敏
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
東条 敏
北陸先端科学大学院大学 情報科学研究科
-
井田 健太郎
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
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