GTTMに基づく楽曲構造分析の実装 : グルーピング構造と拍節構造の獲得(音楽分析)
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概要
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本研究報告では,音楽理論Generative Theory of Tonal Music(GTTM)に基づき,楽曲のグルーピング構造および拍節構造を自動で獲得するシステムについて述べる.GTTMは計算機上への実装が期待される音楽理論の1つであるが,ルール適用の優先順位やアルゴリズムが決められていないため,ルールの競合が起こるという問題がある.この問題の解決法として本研究では,ルールの優先順位を決めるためのパラメータを導入する.そして,ボトムアップに求めた局所的なグルーピング境界の強さおよび拍点の強さを用いて,トップダウンに階層的な構造を獲得する手法を提案する.実験の結果,パラメータの調節により,性能が向上することが確認できた.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-08-02
著者
-
平田 圭二
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
-
東条 敏
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
浜中 雅俊
日本学術振興会特別研究院PD
-
浜中 雅俊
日本学術振興会特別研究院pd:独立行政法人産業技術総合研究所
-
東条 敏
北陸先端科学大学院大学 情報科学研究科
-
浜中 雅俊
科学技術振興機構
-
浜中 雅俊
筑波大学大学院 システム情報工学研究科
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