高校生の職業観形成とその要因に関する比較教育文化的研究 : 6か国における第10年次生に対するアンケート調査結果の分析から
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概要
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The authors implemented one questionnaire survey on vocational choices and values to 10^<th> grade high school students in six countries: Japan, United States of America, Germany, China, Korea and Indonesia during August in 2009 to March in 2010 in order to derive the common factors of vocational views and values and indentify some influencing educative variables to the formation of them. The authors utilized explorative factor analysis through the Promax Rotation method concerning the data results of vocational views and values and derived four factors, including self-realization/life-centered, society-service, economy-stability, and leader-rich man orientation. Constructing four scales from several items within each factor, some further analyses were performed. As results, first, Indonesian students are highest on three scales excluding leader-rich man orientation and vocational views and values of Japanese and German students are lower in any scales than other countries. Students in the U. S. have strong views and values in each scale, especially to leader-rich man orientation. Overall, vocational students tend to place importance on such factors as society-service orientation and economy-stability. Secondly, the scores for each scale of students who have a positive career model are significantly higher than for those who have no role model, or only a negative one. This is especially true for Japanese students. Third, concerning background factors which influence scores for vocational views and values, interestingly, students' positive estimations of the role of housework, specialized study in vocational schools, experience study or practicum, especially for American and German students, are significantly important to them.
- 2012-09-30
著者
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