ドイツにおける職業教育研究の基盤と内容 : 職業・経済教育学者のキャリア形成過程に即して(創立40周年記念特集号)
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概要
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ドイツ職業・経済教育学者の研究は1980年代ごろまで歴史・制度・思想研究志向であったが、1990年代以降、教授学習過程、比較研究、雇用・就職との関連問題などにも視野を広げつつある。また、同国の研究は職業系諸学校の教員養成制度に支えられて、自らの研究対象を厳密に規定し、同時にその内部の個別専門科目をも詳細に設定している。さらに、ドイツの職業・経済教育学者のキャリア形成が大学における厳格な資格主義(学位・教授昇格制度)に促されていることにより、堅実かつ生産性の高いものになっている。
- 日本産業教育学会の論文
- 2000-07-31
著者
関連論文
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- Felix Rauner, Ruppert Maclean edit., Handbook of Technical and Vocational Education and Training Research, Springer, 2008, PP.1103, ISBN 78-1-4020-8364-4, In Amazon, 49,706JPY
- 2. 高等学校専門学科の教育目標と就職指導における専門性 : 愛知県の専門学科設置校に対するアンケート調査結果の事例(研究発表A,II.自由研究発表,日本産業教育学会第39回大会報告)
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