けいれん性疾患における医療給付発生事例の検討
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概要
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けいれん性疾患の医療給付事例について入院日数を中心に分析を行った。先行する脳神経疾病(外傷,感染症,腫瘍,脳血管障害)の存在する二次性けいれん性疾患では外傷と脳血管障害で平均入院日数が長かった。さらに脳血管障害の中ではクモ膜下出血で平均入院日数が長く,複数回の入院が発生していた。先行する疾病の見られない特発性けいれん性疾患の平均入院日数は二次性けいれん性疾患の2倍程度であった。特発性をけいれんの型により限局性と全般性に分けると,限局性で平均入院日数,1回平均入院日数が長かった。治療期間との関係では,治療期間が30年未満の事例で治療期間とともに入院日数が短縮していたが,逆に30年以上では入院期間の延長が見られた。熱性けいれんから(無熱性)けいれん疾患へ移行した事例は全例の発症年齢が18月未満であったが,他に共通因子は見られなかった。
- 2011-06-17
著者
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