気分障害における入院治療事例の検討
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概要
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気分障害は生涯有病率が6%を越える頻度の高い疾患であり,再燃/再発率も高く,しかも長期間の入院治療を必要とすることもある保険危険の高い疾患である。本小論では,病歴,告知診断名を基に,気分障害を躁うつ病,うつ病および持続性障害の三つに分類し,契約後の入院治療危険について分析した。躁うつ病ではうつ病のみの入院治療歴,および契約前の精神疾患による入院日数,うつ病では契約時治療の有無,投薬内容およびうつ病による入院日数,持続性障害では持続性障害による入院治療の有無および契約時の告知病名が予後因子となりうることを示した。
- 2012-09-17
著者
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