関節リウマチにおける医療給付の動向
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概要
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関節リウマチに対する医療給付の動向を調べるために当社新契約のうち関節リウマチの告知があり関節症状に対する医療給付のある事例を対象として分析を行った。関節リウマチによる医療給付指数は高く,長期に持続していた。また保険加入時の投薬内容により給付率は異なり,ステロイド剤投与例では手術給付率が高く,DMARDs投与例では入院給付率が高かった。関節リウマチの罹患経過全体を見ると,平均入院回数は2回程度であり,これは発症年齢によらなかった。平均手術回数は1.82回で,発症から初回手術までの平均罹患年数は9.5年であった。人工関節置換術の平均回数は0.77回,初回人工関節置換術までの平均罹患年数は12.6年であった。人工関節置換術事例は人工膝関節置換術が最も多く人工関節置換術を受けた事例の48.4%を占めた。
- 2010-06-17
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