保険法と危険選択(パネルディスカッション)
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概要
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新しい保険法と保険数理を含めた生命保険医学は,生命保険事業の大きな柱であり,その運用上一部であれ補完的関係を有している。本稿では,まず貧血の危険選択,査定基準を例にあげ,告知義務違反の規定からみた危険選択や査定基準の位置付けを考察した。次に一部事例を引き合いに出しつつ,白血病と統合失調症罹患者の死因分析を行い,各疾患既往者の死亡における原疾患寄与度を死因ごとに検討し,旧法から引き続き採用された因果関係不存在特則につき,医事統計面からのひとつの解釈を試みた。
- 2010-12-17
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