エネルギーに関する教育・啓発・広報ネットワーク構築のための研究(第29回全国大会(筑波大学))

概要

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福井大学は平成14年度にエネルギー教育調査普及事業地域拠点大学のひとつに選ばれ,エネルギーに関する教育・啓発・広報ネットワーク教育構築のための研究を開始した。その研究対象は以下の3点で,それらの課題を探りながら,調査・検討を始めた。そして,1)エネルギー教育研究会(福井県での)活動の拡大と,それを補完するエネルギー教育を柱としたネットワーク作り,2)研究会・講演会・工場見学等の活動を通した職際的コミュニケーションギャップの認識と理解,3)理科教育やエネルギー教育に関し,これまで実施された各種調査の見直しによる問題解決,の各課題を設定した。福井県の活動や拠点大学間の相互交流,特に,福井県内での協力体制を確保するための組織作りを行った。さらに,本研究会の活動を地域に広く周知させ,幅広い層からの参加・協力を得るために「福井エネルギー教育研究協議会」を立ち上げた。さまざまな試行を行うことによって,次年度以降の活動を効果的に進めるための方策についても模索・検討した。今回は,その経過報告である。
日本教科教育学会の論文
2003-12-30