ILQ制御理論を用いた船の定点保持制御に関する研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Offshore platform or cable layer ship are often required to keep their position with high accuracy under influence of external forces. In order to keep their position at deep sea, dynamic positioning system (DPS) is often used. Though the linear quadratic (LQ) optimal regulator theory is often applied to design control system of DPS, it is very difficult to select suitable weighting matrices in the performance index that is necessary to obtain optimal control input. Therefore, from a viewpoint of practical use, recently the inverse linear quadratic (ILQ) optimal servo theory that makes design process more easier has been proposed. In this paper, we applied the ILQ optimal servo theory to design the control system of DPS for ships and carried out numerical simulations of ship motion to examine the performance of the control system designed by using the ILQ optimal servo theory. From the numerical simulations, it is found that the time constant T_i should be selected to be small value considering performance of the thruster and the gain adjustment parameter σ_i would be selected as same as value of σ__-. It is also found that design process using the ILQ optimal servo theory would be more easier than using conventional LQ optimal regulator theory.
- 社団法人日本船舶海洋工学会の論文
- 1996-03-29
著者
関連論文
- バウスラスター性能に及ぼす前進速度影響の理論的推定
- 旋回運動時の操縦流体力推定法に関する研究
- 斜航時の船体に作用する流体力の推定に関する研究(続報)
- 斜航時の船体に作用する流体力の推定に関する研究
- 船の操縦特性に及ぼす載荷状態および水深の影響に関する一考察
- 浅水域における曳船・被曳船系の針路安定性
- 閉塞領域を考慮した船舶の自動航行に関する研究(第3報)
- バウスラスター性能に及ぼす浅水影響
- 浅水域における単錨泊時の船体振れまわり運動について
- 浅水域における船の操縦運動数学モデル : MSS報告II
- Squatの簡易推定法について
- 操縦運動時の船体に作用する流体力の推定に関する研究
- 実船の操縦性能推定法に関する研究
- 2005A-G1-15 実船の操縦性能推定法に関する研究(一般講演(G1))
- 操縦性能推定における載荷状態の影響に関する一考察
- 高速艇の横安定性の改良に関する研究
- Squatの簡便な推定法について
- 肥大船型を対象とした操縦流体力微係数の推定に関する研究
- 2008W-G1-6 非一様流中を航行する船舶の操縦運動に関する実験的研究(一般講演(G1))
- 17 制限水域における船舶の安全航行評価に関する研究
- 浅水域における船の操縦運動特性に関する一考察
- 加減速時の船体に作用する流体力について
- 2008S-G2-19 水路を航行する船舶の操縦運動の推定に関する研究(その2)(一般講演(G2))
- 2007W-G2-10 水路を航行する船舶の操縦運動の推定に関する研究(その1)(一般講演(G2))
- 三次元離散渦法を用いた斜航船体周りの流場推定に関する研究
- 2006W-G-25 三次元離散渦法を用いた斜航船体まわりの流場推定に関する研究
- 2006W-G-29 船舶の衝突自動回避システムに関する研究(第2報)
- 船舶の衝突自動回避システムに関する研究(第1報)
- 閉塞領域を考慮した船舶の自動航行に関する研究(続報)
- 外乱影響下における船舶の操縦性能について
- 船舶の自動航行システムに関する研究
- 浅水域における船体に作用する流体力の推定に関する研究
- Kalman filterを用いたFPSOの定点保持制御系に関する研究
- 1 操縦運動シミュレーションの数学モデル(操縦性)
- 船と海へ : 九州大学工学部船舶海洋システム工学科
- 損傷船舶の曳航に関する研究
- (21) 損傷船舶の曳航に関する研究(平成12年秋季講演論文概要)
- 横移動時の船体に働くCross Flow Dragの船長方向分布について
- かどに丸みを有する矩形断面に働くcross flow dragに関する研究
- 浮体構造物の定点保持に関する一考察
- ケーブル布設船の針路保持に関する研究(第三報)
- ケーブル布設船の針路保持に関する研究(第二報)
- ケーブル布設船の針路保持に関する研究(第一報)
- (6) Kalman filterを用いたFPSOの定点保持制御系に関する研究(平成14年秋季講演論文概要)
- 閉塞領域を考慮した船舶の自動航行に関する研究
- 側壁近傍を航行する二船間の相互影響
- Flume型安定水槽に関する一考察
- FPSOの定点保持に関する研究(続報)
- FPSOの定点保持に関する研究
- 風圧下における被曳船の針路安定性
- 外乱下における浮体構造物の定点保持について
- 4深水域における操縦性能の推定(船の操縦性能の推定)
- トリム時の船体操縦微係数の推定
- On the manoeuvring performance of a ship with the parameter of loading condition〔付 討論〕
- 高速船の横不安定現象に関する研究(続報)
- 高速船の横不安定現象に関する研究
- 操縦運動時の主船体流体力の推定について
- 船体に働く流体力に及ぼす傾斜底の影響
- 側壁近くを航行する船の操縦運動
- 自航バージの定点保持のための制御系の設計について
- (16) 自航バージの定点保持のための制御系の設計について : 平成10年春季講演論文概要
- FPSOの定点保持のための制御系の設計について
- 外乱下における自航バージの定点保持制御について(続報)
- 外乱下における自航バージの定点保持制御について
- 狭水路中を航行する船の操縦性能
- 浅水域を斜航する船体に作用する流体力の推定に関する研究
- BARGE船型と針路安定性
- 狭水路において斜行する矩形板に働く力の計算
- 船体に働く流体力に及ぼす突堤の影響
- ファジィ推論を利用した自動衝突回避システムについて
- 三次元離散渦法を用いた斜航船体に作用する流体力の推定に関する基礎的検討
- ILQ制御理論を用いた船の定点保持制御に関する研究
- 操縦運動時における横傾斜に関する一考察
- 横運動時の船体に作用する流体力の推定法に関する研究(続報)
- (22)横運動時の船体に作用する流体力の推定法に関する研究(続報) : 平成8年秋季講演論文概要
- 横運動時の船体に作用する流体力の推定法に関する研究
- (26)横運動時の船体に作用する流体力の推定法に関する研究 : 平成7年秋季講演論文概要
- 狭水域における曳船の曳航法について
- 浮体構造物の定点保持に及ぼすスラスター性能の影響について
- 船舶に装備したスラスターの性能の推定に関する研究
- 浮体構造物の定点保持のためのスラスター性能に及ぼす前進速度影響
- 外乱下における浮体構造物の定点保持について(続報)
- Calculation of Cross Flow Forces Acting on a Ship at Larger Drift Angles