7IVp6 高等学校における理科の基礎科目のあり方について(「科学と社会」セッション,大会テーマ「科学と社会のコミュニケーション」)
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概要
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実施3年目で,大学入試が1度も行われていないうちに,早くも教育課程の改訂が検討されている。理科についても現在の内容には多くの問題があり,早期改訂は望ましいことである。これに関し,教科「理科」関連学会協議会では,「基礎理科」と称する科目を必修とする方向で,具体的内容の議論が行われつつあるという。高校における理科の基礎科目のあり方について近畿支部内で緊急に意見募集を行ったところ,多くの会員の意見は一定の方向に集約されることがわかった。具体的な内容構成や科目としての理念についてはまだ議論が必要だが,これらを精査,確立していくには,物理以外の領域の理科教育関係者との交流が必要である。今回は支部会員の意見を中心に報告し,今後の学会としての具体的提案のとりまとめに向けた提言としたい。
- 日本物理教育学会の論文
- 2005-08-06
著者
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