リアルタイムシステム向けオンチップネットワークスイッチの設計と実装(アーキテクチャ,組込技術とネットワークに関するワークショップETNET2009)

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概要

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近年では,組み込みリアルタイムシステムにおいてもSystem-on-Chip(SoC)のように1チップに様々なモジュールが集積されたプロセッサが要求されている.1チップに集積されるモジュール数が増加すれば,従来のチップ内通信網のバスでは高負荷時に多大な通信遅延が発生する.リアルタイムシステムでは,多大な遅延によって時間制約を保証できなくなるため,接続するモジュール数が増加しても通信遅延が増加しないNetwork-on-Chip(NoC)をチップ内通信網として採用することは良い方法と考えられる。しかし,NoCは従来のチップ内通信網のバスと比較してバッファや配線量が多いためチップ面積が大きくなる問題がある.本論文では,リアルタイム機能を持ち,面積を削減できるネットワークスイッチを提案する.提案手法が有効であることを確認するための評価を行った.
一般社団法人情報処理学会の論文
2009-02-26

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