不揮発RAMを用いたPersistent OSにおけるカーネルメモリマネージメント

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概要

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計算機器が一般に広まるにつれ、「突発的な電源切断への対応」が必要不可欠になると考える。そこで、本研究では、近年実用化が始まっている不揮発RAMを主記憶として用い、Persistent OSの構築を目指す。この際必要となるカーネル内の状態保存のために、(1)主記憶が不揮発となったときの各エンティティについて復旧を可能とするための要求について考察を行い、(2)この要求を低オーバヘッドで実現するためのカーネル内のメモリ管理方式について提案を行う。サンプルプログラムを用いた評価の結果、提案する方式が十分に低オーバヘッドでカーネル内の状態の復旧を可能としていることを示す。
社団法人電子情報通信学会の論文
2001-03-06

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