4H-5 部品表の統合に関する一考察(情報・データの管理,一般セッション,コンピュータと人間社会)

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概要

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いわゆる「部品表」は,製造業のビジネス局面ごとに内容が少しずつ異なり,設計部品表,製造部品表,保守部品表,販売部品表などと区別して呼ばれる。これらは,同一製品の異なる側面を記述しているとされ,ライフサイクルの違いから整合性が崩れて,データの維持活動が煩雑となっている。この問題を解消するために,各部品表を1つの実体に併合して必要なビューを提示するという案もある。しかし,部品表を各ビジネス局面の知識と見てそれぞれのモデルを書いてみると,それらは容易に併合できないことが分かる。むしろ,それらを連携させることにより,製品アーキテクチャの確立を図るべきである。
社団法人情報処理学会の論文
2008-03-13

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