システム間インタフェース試論-バリエーションの源泉-
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概要
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複数の人間活動システムが,それぞれの仕事を独立に実行しながら,一方で連携する状況は,ビジネスのシステムではよく見られる.しかし,独立したシステムはそれぞれ微妙に異なる意味論を持っており,システム間のコミュニケーションにおいて誤解やムダを発生させる原因となっている.また,こうしたシステム間連携が,互いのビジネスプロセスにコミットすればするほど,意味論,プロトコル,媒体の多様化が必然となり,コミュニケーション形態の多様性は爆発する.これは,EDI (Electronic Data Interchange) の決定版がいまだ存在しないことを見ても分かる.本報告では,こうしたビジネスシステム間のコミュニケーションが本来,共約不可能性を含意することを前提としつつ,その多様性をどのように制御できるかについて,概念モデリングを援用して試論する.
- 2010-11-19
著者
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児玉 公信
株式会社情報システム総研
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児玉 公信
情報システム総研
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児王 公信
情報システム総研
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児玉 公信
(株)情報システム総研
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児玉 公信
日石情報システム株式会社
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児玉 公信
日本石油(株)
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児玉 公信
情報システム
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