属性ベースグループ署名と匿名統計調査への応用
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概要
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近年,属性ベース暗号や,所属グループを属性として扱う属性ベースグループ署名など,ユーザの所持する属性を利用した方式が多く提案されている.属性間の関係性を表現するために,多くの属性ベース方式では属性木と呼ばれる木構造を利用する.既存の属性木を利用した方式では,Selective-IDモデル,つまり最初に攻撃対象となる属性木を決定するモデルで安全性証明がなされており,属性木の変更に対する安全性を保障していない.本論文では,Non Selective-IDモデルで安全な属性ベースグループ署名を提案する.また提案方式を応用した匿名統計調査について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-05-09
著者
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