Si-Ge系の弾性率と圧縮効果
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概要
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Si_<1-X>Ge_X固溶体の弾性スティフネス定数が擬ポテンシャル法による固体電子論的取扱いで理論的に求められる。立方晶系の3つの独立な弾性スティフス定数B=(C_<11>+2C_<12>)/3,C_<44>,C'= (C_<11>-C_<12>)/2に対して原子濃度Xの依存性及び圧総効果が詳細に調べられる。更に弾性スティフネス定数の圧力微係数d-B/dP,dC_<44>/dP,dC'/dPの原子濃度依存性及び圧縮効果が議論され,熱振動の長波長極限としてのモードGruneisenパラメータがSi_<1-X>Ge_X固溶体に対して定量的に求められる。弾性スティフネス定数及びその圧力微係数,モードGruneisenパラメータの計算結果は単体Si及びGe結晶のものから単純に1次内挿して得られるものとは大きくかけ離れている。
- 物性研究刊行会の論文
- 1983-03-20
著者
-
加賀屋 弘子
秋田大学・鉱山学部・共通講座
-
相馬 俊信
秋田大学・鉱山学部・共通講座
-
佐藤 淳子
秋田大学・鉱山学部・電子工学科
-
相馬 俊信
秋田大学工学資源学部情報工学科
-
加賀屋 弘子
秋田大学工学資源学部情報工学科
-
帷子 康之
秋田大学・鉱山学部・電子工学科
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