半導体化合物の弾性定数の圧力微係数と圧縮下での長波長モードGruneisenパラメータ
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概要
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AIP, AlAs, AlSb, GaP, GaAs,GaSb, InP, InAs, InSb, ZnS, ZnSe,ZnTe及びCdTeの様な正四面体的配置をとる半導体化合物の剪断弾性率C_<44>とC^1=(C_<11>-C_<12>)/2に関する圧縮効果は,以前我々が提案した結合力による固体電子論及び一様弾性変形の方法を用いて研究される。圧力微係数dC\<44>/dPとdC^1/dPは一定でなく,圧縮につれて減少する。更に,[100],[110]及び[111]方向に沿った長波長フォノンに関するモードGruneisenパラメータが,圧縮体積比の関数として推定される。GaP, GaAs, GaSb, InP, InAs, InSb, ZnSe,及びZnTeに対して大気圧下で得られた結果は,実験値と良く一致する。長波長LAモードGruneisenパラメータは,圧縮によってわずかに減少し,TAモードGruneisenパラメータは体積の歪みの関数として大きな減少を示す。
- 物性研究刊行会の論文
- 1986-04-20
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