セラミドのスフィンゴシン塩基部分の特性
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概要
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セラミドは,脂肪酸とスフィンゴシン塩基とから成る動物組織中の脂質で,スフィンゴ脂質の中間代謝産動と目されるものである。われわれは牛脾から溶媒分画法及フロリジルカラムクロマトゲラフィーによってセラミドを精製し,異性化のおきない条件で加水分解を行なって薄層クロマトグラフィーでしらべた結果,天然のセラミドを構成しているスフィンゴシン塩基はエリスロ型の不飽和のスフィンゴシンであることをみとめた。
- 帯広畜産大学の論文
- 1967-03-31
著者
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