長崎市網場在来の木造和船を用いた熟練者の櫓漕ぎ技量の分析と評価
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In this study we desired to know the core skill of working a "Ro"-scull, before the skilled people become rare. We tried to make a quantitative evaluation of working a "Ro"-scull on a wooden boat of traditional "Wasen" type operated by a veteran seaman. We constructed the following data recording and analyzing system, to measure the skill of working a "Ro"-scull. 1) Measuring the force which is given to "Ro" and "Hayao"-rope by the testee sculler with a strain gauge. 2) Measuring the characteristics of the six free motions of the test boat caused by the testee sculler. 3) Measuring the ship's speed and location data from DGPS. From above measuring and analyzing, we could obtain the following information. In contrast with the unskilled sculler, the veteran sculler didn't give much tension to "Hayao- rope", though both gave almost the same force to "Ro" blade. A yaw presents, too, the correction of the boat's course. Since the veteran sculler took a course beforehand which turned a little into the wind with estimating the driftage, he didn't need to correct the boat' course so often not like the unskilled sculler. Throughout the analysis of data from the veteran scullers, we could present some knowledge of working a "Ro" to the beginners.
- 社団法人日本航海学会の論文
- 2004-03-25
著者
関連論文
- 海洋工学特集 : 「海洋観測の困難さ」によせて(海洋観測の困難さ)
- トカラ列島における中期更新世の酸性海底火山活動
- 橘湾に来遊するタチウオTrichiurus japonicusの産卵期について
- 橘湾漁場に来遊するタチウオの産卵期・産卵場所の特定および産卵量の試算
- MATLABを用いた水質環境及び潮流データの表示 : 橘湾タチウオ曳縄漁場調査を例として
- 橘湾タチウオ曳縄漁場調査 : MATLABを用いた水質環境変動及び潮流データの表示
- 二機二軸二舵船「鶴洋丸」の旋回性能に関する考察
- 鶴洋丸ダンフォースアンカーの把駐性能に関する研究
- 二機二軸二舵船の鶴洋丸旋回性能に関する考察
- 東シナ海トロール漁場の海底ゴミの現状について
- 一般教養科目としての乗船実習の教育効果
- 水産学部生が捉える「船」とは : 海事志向性とイメージ・意味構造から見る乗船実習の効果
- 北太平洋西部熱帯域における水温と流速の経年変動
- 東シナ海黒潮前線におけるADCP連続観測結果とそれに適用した潮流分離手法について
- 長崎市沖人工海山の魚礁形成過程における環境変化及び集魚効果の検討
- 水産高校生の海・船・船員の志向性--実習船を用いた教育に注目して
- 中型船用ダンフォースアンカーの把駐性能及び把駐限界に関する研究
- 和船人力推進における熟練者の櫓漕ぎ技量評価-V : 櫓漕ぎ動作の画像解析
- 和船人力推進における熟練者の櫓漕ぎ技量評価-IV : 櫓杭3分力計の製作とその櫓漕ぎ出力から見た評価
- 海と漁の伝承といった海事文化継承の現状と漁業者の意識動向に関する研究
- 長崎県内海事資料館の現状調査と展望について
- 和船人力推進における熟練者の櫓漕ぎ技量評価-III : 木造和船推進抵抗と被験者の櫓漕ぎ推進効率に関する個人評価
- 長崎市網場在来の木造和船を用いた熟練者の櫓漕ぎ技量の分析と評価
- DGPSデータのパソコン収録用プログラムの開発と端艇抵抗試験への応用
- 水産高校生の海・船・船員の志向性 : 実習船を用いた教育に注目して
- 形状および大きさの異なる漏斗でのアイゴの漁獲選択
- 福岡県西方沖地震による海震について
- ニューギニア東方海域で遭遇した海震と海震震度階級について
- GPSの利用方法-海流の測定-
- 関東東方海域におけるGPSとロランCの相対誤差
- GPSを用いての旋回圏の測定-II : 小型船の旋回圏
- 北太平洋西部におけるGPSとロランC9970チェーンの相対誤差
- GPSを用いての海流の測定
- 北太平洋西部海域におけるGPSとロランCの相対誤差
- GPSを用いての旋回圏の測定
- GPSを用いての表層流の測定
- 五島灘におけるGPSとロランC9970チェーンの相対誤差
- GPSの定点における測位精度
- 漁船労働の特徴と技能修得について
- 和船人力推進における熟練者の櫓漕ぎ法の分析
- 端艇の人力橈漕における漕力の計測と評価
- サテライトマリンホン(衛生船舶電話)回線と船内電話回線を用いた統合ネットワークの構築について
- 櫓漕ぎ和船漁舟の船型調査と運動性能に関する研究
- 櫓櫂舟について-I : 長崎近郊伝馬船の若干例
- 目視法による火山起因物質の拡散と堆積量の測定
- 雲仙・普賢岳の土石流堆積物の水無川河口海域における分布
- 3章 水無川河口周辺海域における底生動物の分布(2部 火山活動の有明海水産業への影響)
- 長崎丸における単錨泊中の振れ回り運動からみた安全水域について
- 新長崎漁港の通航船舶実態調査
- 練習船鶴洋丸の遠洋航海におけるゴミ処理について
- 日本海におけるGPSを基準としたロランCの相対誤差
- GPSを基準とした東シナ海におけるロランCの相対誤差
- 2章 火山起因物質の水無川河口周辺海底への堆積(2部 火山活動の有明海水産業への影響)
- 長崎・中国などの竜舟競渡
- 練習船における廃棄物処理について
- 漁業練習船の船内照明について
- ベイト剤による船内ゴキブリの駆除
- 風力の目視観測について
- まき網練習船の旋回圏の測定に関する研究
- 日本海南部沿岸海域における5970チェーンの精度
- GPSの測位精度-9,南北両半球の定点における同時測定
- 漁船海難事故について-I : 長崎県小型漁船衝突事故の分析
- 水産高校生の捉える漁業者のイメージ[含 質疑応答]
- 船舶におけるパーソナルコンピュータを利用したネットワークの構築 : 船内電源の100Vラインを用いたネットワークの実験
- パーソナルコンピュータとWireless Adapterを用いた船内ネットワーク
- 公衆電話回線によるV.34モデムの伝送実験と通信効率の向上について
- 公衆電話回線によるV.32bisモデムの電送実験と通信効率の向上について
- 陸上基地局と移動民間の4800bpsおよび9600bpsによる高速デ-タ伝送実験
- 船舶におけるパ-ソナルコンピュ-タを利用したネットワ-ク構築におけるモデムの評価実験
- 沖縄サバニの船型と船体抵抗について
- 端艇推進における漕力の計測と評価
- マグロ延縄漁業の漁獲特性について
- 小型船舶の衝突防止用警告音の収録と分析
- 主として南シナ海における遭遇船の実態
- 水産高校生の捉える漁業者のイメージ
- 乗船実習における実習生の海のイメージについて
- 一般教養科目における乗船実習の優位性[含 質疑応答]
- 1章 島原沖漁場の水質変動(2部 火山活動の有明海水産業への影響)
- 水産系高校練習船と航海実習の現況調査
- 一般教養科目における乗船実習の優位性
- 有明海における模擬流木の漂流について
- 対馬海峡東縁で観測された frontal eddy の特徴
- 日本の水産高校生の海・船・船員の志向性 : 学習意識との関係性に注目して(Asia Navigation Conference 2011)
- 有明海における卵稚仔輸送過程の数値モデル
- インドネシア・カヌーの船型と船体抵抗について
- 2機2軸2舵船「鶴洋丸」の旋回性能に関する考察-II
- アルミ合金船の速力と燃料消費量に関する考察
- ある日時計の誤差について
- 船舶用GPSの測位精度とその応用に関する研究
- トカラ列島における中期更新世の酸性海底火山活動
- B219 東シナ海黒潮上における風速強化 : 2012年5月の事例解析(降水システムI,口頭発表)