2.量子情報学 : 物理学と情報学の融合と展開(<創立90周年記念特集>時代をひらく電子情報通信技術-技術がもたらした変革,そして更なる飛躍-)
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概要
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近年における情報学の新しい展開に,量子力学を情報通信に導入した量子情報学の進展がある.元々,量子力学的解析は電子情報通信分野で半導体や光通信の技術に活用されてきたが,量子情報学は更に量子状態そのものに情報を載せて計算や通信を直接的・能動的に行う方式を研究する.本稿では,量子コンピュータ,量子暗号など,量子情報学の種々の技術について,量子エレクトロニクスとの相関を交えながら,理論進展を軸にして,創成期,現在の展開,そして将来への展望へとつなげて述べたい.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-05-01
著者
-
今井 浩
東京大学情報理工学系研究科
-
今井 浩
東京大学
-
今井 浩
Erato今井量子計算機構プロジェクト Jst:東京大学情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻
-
今井 浩
東京大学工学部計数工学科
-
今井 浩
Erato今井量子計算機構プロジェクト 科学技術振興事業団
-
今井 浩
東京大学ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構
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