実験的マグネシウム欠乏マウスにおける電解質の変動
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概要
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成熟雌マウス(90日齢)にMg欠乏飼料を15日間給与して次のような成績が得られた.Mg欠乏マウスで体重の減少がみられた.Mg欠乏マウスで強直性痙攣の発現例が観察された.Mg欠乏マウスでは低Mg血漿にともない肺と脾臓のMg量が著明に減少し, 脳, 心臓, 肝臓, 腎臓, 膵臓, 骨および筋肉でも減少した.血漿のイオン性Ca, 脾臓, 膵臓および肝臓のCa量は減少し, 腎臓, 心臓および筋肉のCa量は増加した.血漿K量は増加し, 血球および筋肉のK量は減少した.Na量の増加が心臓, 脳, 筋肉および腎臓で, また血漿Na量の減少がみられた.
- 鹿児島大学の論文
- 1988-03-15
著者
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