小学5、6年生における時間、距離、速さの概念の理解
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Forty-one 5th-grade and 43 6th-grade children were confronted with the task of determining which of two cars ran farther, faster, or for a longer amount of time solely based on the information provided about the relations on the other two dimensions. In each problem, the information as premise was presented in the form of two sentences and there were three other sentences as answer options. The participants took part in two kinds of task. In the qualitative task, the information as premise included no numerical values, while in the quantitative task, they were included. The main results were as follows : (a) The quantitative task was easier than the qualitative task. (b) The task performances were better in the 6th-graders than in the 5th-graders. (c) Judging about time based on both the proportional relation with distance and the inversely proportional relation with speed was most difficult. (d) The performances in the qualitative task seemed to predict considerably well the achievements in math "speed".
- 広島大学の論文
- 2002-02-28
著者
-
小嶋 佳子
旭川大学女子短期大学部
-
松田 文子
福山大学人間文化学部心理学科
-
三宅 幹子
人間文化学部
-
谷村 亮
大同工業大学
-
岡部 直実
広島大学大学院博士課程前期
-
永瀬 美帆
広島大学大学院教育学研究科
-
松田 文子
広島大学
関連論文
- 幼児における他者のネガティブな感情への対処方略(2) : 対処の影響の推測との関連
- 中学生における2つの動体の時間と距離の比較判断
- 関係概念としての「混みぐあい」概念の発達
- 4 学習(1)(日本教育心理学会第11回総会部門別研究発表題目・討論の概要)
- S-HTP法による精神健康度と自尊感情,自己効力感,社会性,ストレス反応との関連--ピア・サポートの効果指標として
- 学校における「こころとからだの健康教育」の実践(学校における「こころとからだの健康教育」の実践)
- 時間評価に関する神経心理学的研究の展望
- 大学生による中学生へのピア・サポート・プログラムの効果(1)
- 大学生による学校現場でのピア・サポート訓練の取り組み : 実施方法について
- 大学生による学校現場でのピア・サポート訓練の取り組み : 児童・生徒の自己効力感・自尊感情・社会性における効果
- 大学生による学校現場でのピア・サポート訓練の取り組み--実施方法について
- 大学生による学校現場でのピア・サポート訓練の取り組み--児童・生徒の自己効力感・自尊感情・社会性における効果
- 大学生へのピア・サポート訓練による自尊感情や自己開示, 社会的スキルへの効果の検討
- Effects of Understanding Relational Concepts between Duration, Distance and Speed on the Achievement of Math "Speed" in the 5th Grade
- 小学5年生が時間の比較判断に用いる知識と方略 : 5年算数「速さ」単元の授業前と授業後の比較
- 小学5年生における2つの動体の走行時間と走行距離の比較判断とその学習
- 時間管理能力のタイプと, 自己効力感, メタ認知能力, 時間不安との関係
- 算数の意欲・好感度を高めるための教師の支援
- 時間に関する2つの知識の使い分けへの物理の授業及び直接的な教示の効果
- 現代の男女大学生の性格特性と性役割認知
- 2つの動体刺激の走行時間の比較判断とプランニング
- 心理学における初歩的統計使用の要注意事項集
- 大学生の意欲低下と動機づけ、安定志向、親の養育態度との関係
- 現代の教師に求められる生徒指導の理念と実践 : 家庭の変質の観点から
- 幼児における混みぐあい、数、長さの関係の理解
- 3 学習心理 : a 概念形成(日本教育心理学会第8回総会部門別研究発表題目・討論の概要)
- 心理学者教育の在り方
- 心理学者教育の在り方(研究委員会企画シンポジウム1)
- 教授・学習11(672〜679)(部門別研究発表題目・質疑応答・討論の概念)
- V 心理学と女性研究者をめぐる諸問題(シンポジウム5,準備委員会企画シンポジウム)
- 小学校5年算数「速さ」教材の開発(VI) : 新教材による2回目の実験授業(2)
- 小学校5年算数「速さ」教材の開発(II) : 新教材による実験授業(1)
- 時間,空間,速度の概念の発達 (IV) : 実験の方法
- 2 発達 : 幼児1(日本教育心理学会第11回総会部門別研究発表題目・討論の概要)
- 2つの動体刺激の走行時間の比較判断とプランニング
- 小学5、6年生における時間、距離、速さの概念の理解
- PF76 学生による授業評価と授業に対する意欲・態度, 自己評価, 成績との関係 : 教職必修科目において
- PE70 学校の授業が小学校5年生の時間の比較判断に与える影響 : 文章題の場合
- PB03 小学5, 6年生における時間, 距離, 速さの関係の理解(1)
- PB02 幼児における長さ・数・混み具合概念(2) : 同一性認識課題と関係概念課題の関係
- PB01 幼児における長さ・数・混み具合概念(1) : 同一性認識課題と関係概念課題の基礎的データー
- PG62 小学校5年生が時間の比較判断に用いる知識 : 授業前における運動課題と文章題の関係
- PF19 速さの比較判断の発達
- 小学生における速さの比較判断
- 資料 二つの動体の走行時間の比較判断に用いる知識
- PB13 時間, 距離, 速度の発達的研究X : 出発・到着点判断と時間・距離判断
- PA18 中学生と大学生が時間の比較判断に用いる知識 : 用いた知識に基づく参加者タイプの分類
- 中学生が2つの動体の時間の比較判断に用いる知識
- 学生による授業評価と自己評価、授業選択態度、及び成績の関係--教職必修科目「生徒指導論」の場合
- 発達 H-4 中学生における2つの動体刺激の時間の比較判断 : 論理的比較に用いる2つの知識
- 発達 H-3 時間, 距離, 速度の発達的研究IX : 出発・到着地点判断と距離判断
- 31-1C3 高校生における2つの動体の時間と距離の比較判断(II) : 理科で学んだ速さの知識の時間判断への影響
- 時間, 距離, 速さの関係概念の形成が小学校5年算数「速さ」の理解に及ぼす影響
- 放送大学の授業受講者が生涯学習に対して抱いているイメージと,生涯学習実施に関連する心理的要因
- 学生による授業評価と自己評価、当該授業に対する意欲・期待、及び成績の関係 : 教職必修科目「生徒指導論」の場合
- 児童の算数学習への意欲と関連要因
- 生涯学習に対する意識と大学生活における意欲および特性的自己効力感の関係
- PB012 時間比較と作動記憶容量の関係
- 時間の比較判断に及ぼす解決方略の学習効果及び記憶容量の影響
- PB2-27 時間の比較判断に及ぼすプランニングの学習の効果(教授・学習)
- 時間の比較判断における余分な情報の効果 : 小学5年生の文章題の場合
- 大学生による中学生へのピア・サポート・プログラムの効果(2)
- PG014 高校生が二つの動体の走行時間の比較判断に用いる解決方略
- PD093 中学1年生へのピア・サポート・プログラムの効果(1) : 質問紙調査の観点から
- 小学5年生における動体の時間と距離の認知と学習(III)
- 講習会1教育現場における心理学的研究の方法 : 基礎(準備委員会企画講習会)
- 講習会1 教育現場における心理学的研究の方法:基礎
- これから育つ投稿者へ : 投稿者,審査者,指導教官の立場から
- 発達23(367〜374)(部門別研究発表題目・質疑応答・討論の概要)
- 動体刺激における, 時間, 空間および速度評価の発達的研究
- 4 速度評価の発達的研究(2.発達(幼児))
- 高校生における2つの動体の時間と距離の比較判断(I) : 時間の判断の場合
- 小学校5年算数「速さ」教材の開発 (IV) : 新教材構成の再検討
- 心理的時間--心理的空間と比べると
- 幼児による道徳性判断と他者の嫌悪の推測の関係
- 2つの動体の走行時間, 走行距離, 速さの小学生による比較判断 : 走行時間の判断
- 時間、距離、速度の発達的研究VIII : 出発・到着時点判断と時間判断
- 認知発達研究から算数教育への示唆
- 児童における運動刺激の時間と距離の認知 : 小学校5年算数「速さ」はなぜ難しいか
- 発達 15-PA4 時間, 距離, 速度概念の発達的研究VII : 小学5年算数「速さ」はなぜ難しいか
- 子どもにおける2つの時間の論理的比較判断の難しさ
- 小学5年生から中学3年生の間の時間、距離、速さの関係の質的理解の発達
- PE82 暴力に対する意識・被害経験と加害行動との関係 : 一般の中学生を対象に
- 中学生の暴力に対する欲求・規範意識,加害・被害経験,および学校適応感
- 距離判断に及ぼす時間間隔の効果に関する発達的研究
- 時間経過に配分する注意の程度と経過時間中の刺激が時間評価に与える影響
- PF68 2次元上の密度における関係概念の理解 : 変化次元の量的大小関係の考慮を必要とする三者関係の定性的理解(教授・学習,ポスター発表F)
- 時間管理能力と自己効力感,メタ認知能力,時間不安との関係
- "待つ""待たされる"の心理;病院の待ち時間に関する心理学的考察 (特集 待ち時間解消はどこまでできるか)
- 平行走路上の2つの動体の走行時間,走行距離,速さの比較判断に関する発達的研究(III) : 誤答の内容分析
- 平行走路上の2つの動体の走行時間,走行距離,速さの比較判断に関する発達的研究(II) : 速さの判断の場合
- ブレインストーミングを用いた中学生の創造性開発
- 教師の指導発言に対する児童の受け取り方とその変化 : 教師と児童の人間関係を通して
- A Tentative Model of Time Estimation
- 密度概念の質的理解の発達 : 均等分布理解と関係概念の定性的理解からの検討
- 密度概念の発達に関する研究 : 動向と課題
- 密度概念の発達 : 2次元上の密度における関係概念の定性的理解(2)
- PC25 密度概念の発達 : 密度の保存の達成と概念の獲得
- 時間の比較判断に及ぼす解決方略の学習効果及び記憶容量の影響
- 聴覚的時間と視覚的時間の比較