効率的なDPAとSPAに強力な予備演算テーブルを用いたスカラー倍算アルゴリズム(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
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概要
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楕円曲線暗号はRSA暗号などに比べ,鍵長が短く少ないメモリで実装可能なため,ICカード等に利用されている.ICカードへの実装ではサイドチャネル攻撃,特に電力解析攻撃が脅威となっているため,対策を考慮しなければならない.Data-bit DPA (DDPA)対策の一つにスカラーのbit表現をランダム化させる方法がある.既存の対策法では,binary列に対し乱数を用いて,bit表現をスカラー倍算実行毎に異なる表現にしている.提案法では,window法に対し,乱数を用いてスカラーのbit表現をランダム化させる方法を提案する.提案法では,Obitに対しても変換の選択を与えることにより,既存の対策法とりも安全性を高めた.また,Address-bit DPA対策は,Randomized Data法の安全性を高め,window法に適用したアルゴリズムを提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-03-10
著者
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