大画面に適したポインティングユーザインタフェースの拡張

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概要

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本稿では, Windowsの一般的なアプリケーションとWindowsの基本的な操作を, 電子白板環境に適したユーザインタフェースで行えることを目的とし, 手の届かない位置にあるオブジェクトを操作者の手元から操作できる伸張ポインタの実現について述べる.筆者の所属する研究室では, 以前から大画面インタフェースのための伸張ポインタを提案してきた.本稿は, その伸張ポインタを一般のWindowsアプリケーションに利用可能とし, さらに, その機能を拡張する方法について述べる.伸張ポインタは, ペンの動きを増幅することにより, 適度な動きで遠くの位置にあるオブジェクトの選択と操作を行える.具体的に, タップ, ダブルタップ, ドラッグ操作を可能とする.また, 手書き文字認識を用いることで, 選択したウインドウに対する文字入力操作も可能とした.
一般社団法人情報処理学会の論文
2001-09-13

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