オンライン手書き数式認識システム「METAH」の実現

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概要

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現在我々は、文書作成における多くのフェーズせ計算機を用いて行っている。確かに、文章の作成に関する環境は非常に快適なものとなっている。しかし、図や数式の入力では依然として多大な労力と時間を要するのが現状である。これは、その入力デバイスであるキーボートとマウスが,これらの入力に適していないためと考えられる。ところで、最近入力デバイスとして表示一本型タブレットを用いたペン入力が注目されている。筆者は、このデバイスを文書創造時に用いることが有効と考え、特に、二次元的配置情報を有する数式の入力に着目し、その研究開発を試みた。筆者の開発したシステムは、ユーザにより手書きで入力された数式のパタンをもとに、その構造を認識するものである。本稿では、主に本システムにおける数式の構造解析手法について述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1993-03-01

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