仮名漢字変換における最近使用語優先学習方式の解析と評価

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概要

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仮名漢字変換において,最近使用した語を次の変換時に優先する学習方式(以下,最近使用語優先学習方式)は,一般に広く採用されている.この方式は,変換精度の向上に非常に大きな影響を与えることが知られているが,次のような点と変換精度の関係は,まだ十分に明らかにされていない.(1)「最近」をどれくらいの範囲にすべきか(2)変換結果の優先度を決める学習以外の情報(文節数最小,2文節最長一致など)とどちらを優先させるか我々は,最近使用語優先習学方式をモデル化し,上記の問題の評価を試みている.本稿では,そのモデル化と「最近の範囲」と変換精度の関係についての実験を報告する.
一般社団法人情報処理学会の論文
1993-03-01

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